街で見かける「クレジットカードで現金」の実態とは

むっかしから、繁華街で目にする「クレジットカードでお金」なる看板って知ってます?

cardokane
こういうやつ! 見たことあるでしょう?

 
金融関係のサービスはいろいろあれど、私自身この内容は今までまったく知りませんでした。

つい先日、友人と飲んでいたところ、友人の口からこのサービス(ビジネス?)について聞き、がぜん興味が湧いてきたので、ちょっと調べてみることに。

 
おおきく2パターンあるとのことです。

●パターンA
(1)自分のクレジットカードで業者が指定するもの(価値なし。例:石)を買う
(2)あらかじめ決められたキャッシュバック率でお金が払われる

●パターンB
(1)自分のクレジットカードで業者が指定するもの(価値あり。例:金券)を買う
(2)買ったものを業者に渡す
(3)あらかじめ決められたキャッシュバック率でお金が払われる

 
パターンAが以前は主流だったようですが、規制が厳しくなって、最近はパターンBが主流になりつつあると。

そして、明確に違法ではないけれど、限りなくグレーなサービスのようで……。

少なくとも、各カード会社はクレジットカードの現金化を禁止しているので、カード規約違反になり、カード会社に知れると即解約されてしまうそうです。

とても自分で試してみる気はしませんが、以下、ネットで体験談を拾ってみました。

インターネットで、某現金化業者に申し込むとすぐに電話がかかってきました。
いかにもセールスマンという感じで、印象もとても良かったです。
そして、現金化するまでのステップを説明してくれました。
その中で、ショッピング枠の現金化と言うのは、合法ではあるけど、カード会社のほとんどが禁止しているという事を教えてもらいました。
そして、現金化する事によって、カード会社の調査が入り、結果次第ではカードが使用停止になるかもしれないので、それは了承してくださいと言われました。
そして、カード会社から、何を購入したか訪ねられたら、必ず美容器具だと答えてくださいと言われました。

そうなんです。
カード会社は怪しい取引には目を光らせているんです。

その日のうちにもカード会社から電話がありました。
よろしかったら、何を買おうとしていたか教えていただけますか? と。
美容器具ですよっていう事を伝えると、
そうですか、解りました。
お客様には別に他意があってではありません。
ただのアンケートみたいなものですから、気になさらないでください
と言われて、電話はすぐに切りました。

こうやって電話かかってくるんですね。
カード会社も大変です。

他の体験談を見てみると
サイト上には「還元(キャッシュバック)率89%」とあるのに

「15万円の買い物で還元額はいくらですか?」
「12万です」

と、最初から80%の還元率。しかも話が進んでいくと

「お買い物は15万円以内ですので消費税込で14万9000円になり還元金額は10万5000円です。」

70%にダウン!?

さらにさらに、

「決済後にお支払できる金額は8万円です。残り2万5000円は商品到着後の商品買い取り額になります」
「それって商品を送り返せってことですか?」
「はい、そうです。そのあとの支払いになります。」

とやりたい放題です……
足元をみてくる業者もいるってことですね。
普通のカードのキャッシングや消費者金融が使えない人が利用することを考えると、つい利用者も受け入れてしまうんでしょうね。

 
別の(おそらく古い)体験談では

近くの駅に行って、新幹線に乗れるオレンジカードというものを、クレジットカードで買って下さい。そうすれば90%のキャッシュバックでお金を支払うことができます

と言われ、さすがに大量に金券をクレジットカードで買うと解約されてしまいかねないと思い、別の方法がないか尋ねると

「指定の会社からパワーストーンを買っていただければ、キャッシュバックできます」

とかえされたものの、そのキャッシュバック率は76%程度だったというものもありました。

 
なぜこのようにキャッシュバック率に差が出るのでしょうか。

やはり、金券に関しては業者のリスクは非常に低いいっぽう、パワーストーンの場合はそもそも決済が通るのかという問題もありつつ、さらにそのパワーストーンを売っている業者がクレジットカード会社から損害賠償等をされるおそれがあるので、リスクが高いからでしょう。

 
業者が新たな手を考え、カード会社が対策を打つといういたちごっこは、まだまだ続きそうですね。ちなみに、どうやら最近のトレンドは、Amazonのデジタルギフト券を買わせる手のようです。

くれぐれもご利用の際は、お気をつけあそばせ。

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